これまでもペイントツールを使用して絵を描くことには興味はあったものの、新規にソフトウェアを導入したり使い方を覚える手間を考えるとなかなか踏み出せずにいました。
そんなある日、ふとしたことがきっかけでcadツールの定番であるautocadがペイント代わりに使えるかもしれないということが分り大きな衝撃を受けました。
専門のツールは他の用途に転用できないと思い込んでいましたが、またしてもパソコンの奥深さを知った出来事でした。
PCで絵を書いている人をカフェで発見
最近ではPCの小型化やモバイルデータ通信の発達により、カフェにノートパソコンを持ち込んでお仕事をしたり、ウェブを閲覧しながら旅行の計画やお買物する品物を選んだりといった会話をしている方も増えています。
ある日、最寄のカフェを訪れると何やらPCで絵を描いている人を発見しました。
白いキャンパスの領域に手馴れた操作でカーソルが素早く動き回り、まるで筆やブラシで描いたかのようにリアルな描写が行われており、趣味にしろお仕事にしろ絵の腕やセンスがある方だと思いました。
失礼だとは思いつつもついつい夢中になって見とれてしまい、その方と目が合ってしまいました。
このまま黙っているわけにもいかず、ここは正直に話しべきだと考え、以前からPCで絵を描くことに興味があったことやどんなツールを使用したら良いのか検討していることを話すと、その方は「ああそうですか」と表情が和らぎ親切に説明をしてくださり、勇気を出して話して良かったと思いました。
きっと一般的なペイントツールを使用しているのだろうと思い込んでいましたが、次の瞬間大きな衝撃を受けました。
話を聞くと「autocadで描けるんですよ」と!
どんなツールを使用しているのかを聞くと、その方は「autocadで描けるんですよ」と話し大きな衝撃を受けました。
autocadと言えばcadツールの定番であり、他の用途に転用できるとは知らず聞けば聞くほど驚きの連続でした。
さらに詳しく聞くとautocadでは設定を変更すれば作成した画像を多くのペイントツールと互換性のあるJPEG形式で出力できるほか、無料で利用できるフリーウェアを利用すればPDFファイルでも出力することが可能で、こちらはさらにPDFファイルからJPEGだけではなくさまざまな形式にコンバートすることが可能だと言うことでした。
その方は通常は設計のお仕事をされていますが、設計図にイラストを添えてより分りやすくイメージを伝えてプレゼンテーションを行ったり、ちょっとした時間ができた時に例えば今回のカフェのように趣味でも時々絵を描くのを楽しんでいるそうです。
突然のお声掛けに丁寧に答えて頂いたことに感謝しつつ、パソコンの世界の奥深さを知った出来事でした。